こんにちわ komatty です。
まだまだ新型コロナウイルスの感染が止まりませんね・・・。
もう個人的にはその対応でヘトヘトです。
マスク生活とおさらばしたい!
新型コロナでテレワークが進み、小学校から大学まで幅広くリモート授業が行われましたね。
そこで私、塾講師がリモート授業をやった時に思ったことは、本当に効果が薄いということです。
リモート授業のメリット
今は新型コロナウイルスによって学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。
特に冬場になると新型コロナウイルスだけでなく、毎年インフルエンザも流行しますよね。
今回のリモートが進んだことで、今後もリモートを希望される親御さんが増えるでしょう。
学校に行かせるのが怖いので、リモートで授業をしてほしい。
リモート授業は今までにない授業の形で、私は可能性を秘めていると思います。
なのでリモート授業を否定するつもりはありません。
実際、私も今まで学校が休校になった時や、インフルエンザで熱は下がったけどまだ学校に行けない子などとリモート授業でzoomを使って補習をしていました。
離れている子と画面が共有できたり、実際に顔をみて話ができるので安心して授業をすることができました。
補習で1対1でやる分には問題なかったかな。
リモート授業のデメリット①
私はそれでもリモート授業は効果が薄いと感じました。
授業をするときに私が一番大事にしていることは、子どもたちの表情を見ながら授業を進めることです。
表情を見ることで、どの子がどこまで理解できているのかを把握することができます。
ただそれがリモートでは難しいのです。
また子どもたちが演習をしているときの様子も注目しています。
どのくらい理解できているのか、どのような間違いをしているのか、どのくらいの集中力なのか、それをこちらで把握することができることでより良い授業ができるのです。
子どもたちの表情はより良い教育をする上で非常に大事なのです。
リモート授業のデメリット②
これは塾という形態でのデメリットだと思います。
私の塾ではもちろん通常対面授業を行なっています。
毎回学校よりも早めの進度をとる予習形式で進め、その次に来たときはその前の授業でやった内容についての小テストを必ず行なって、前回の授業の理解度をそこで測ることができます。
ただそれはリモート形式では限界があります。
前回の内容の理解度を測れないと言うのは、塾講師からすると大きなデメリットでしかないのです。
みんなー。ちゃんと理解できてる〜?
リモート授業のデメリット③
これも学校ではなく塾でのデメリットですが、学校の進捗状況が詳細に分からないということです。
もちろんリモート授業でも、学校の進捗状況を子供達に聞くことは出来ます。
ですがリモート授業をする際には、その当日に使用する教材を事前に郵送する必要があるので、実際に授業を始めてからテスト範囲じゃなくなったとか、急に違う単元に進んだということが起こり得るのです。
せっかくの授業が無駄になるー。
また学校の小テストから多く出題する先生であれば、その小テストは把握しておきたいですし、学校で配られたプリントなども本当はテスト前に確認しておきたいのですが、それがリモート授業ではなかなか難しいのです。
リモート授業のデメリット④
これはリモート授業を受ける側の子どもたちのデメリットです。
実際に学校で行ったリモート授業の感想や、塾で行なったリモート授業での実際の感想を色々と子どもたちに聞いてみました。
その中でも多かった意見は以下のものです。
No1:いつもの授業と比べると集中できない。
No2:周りに自分の誘惑するものがあるので、好きなことをしてしまう。
No3:通信状況が悪い時は、やる気があっても参加できない。
Komatty 調べ
どんなにリモート授業を多くしても、やっぱり実際の授業とは異なるものと感じる子どもが多い結果になりました。
新型コロナウイルスの蔓延により、リモート授業をメインにしている大学も多くありますよね。
私の卒業生でも期待に胸を膨らませて入学した子は多かったです。
でもいざ入学してみると、ステイホームで遊びに行けない、授業はリモートばかりで、友達はできずに授業はわからず課題のみ出される・・・ということから孤独感を感じている子が多いです。
リモート授業は授業をする側も授業を受ける側にも難しいということを理解していただければ嬉しいです。
リモート授業でこんな子がいました
これは学校のリモート授業中に実際にあったことらしいです。
うちの生徒に聞いた話です。
軽い笑い話として捉えてください。
①リモート授業を受けながらポテチを食べてる音が全員に丸聞こえ。
②「学校のリモートなう」とライブ配信をして学校の先生に怒られたらしい。
③顔出ししない学校の子は、ログインだけして人形を置いてゲーム三昧。
④リモートの画面にちょっと前の自分の写真を写して、授業不参加。
⑤カメラとマイクを切り忘れて、学校の先生の悪口を叫んでいるのが丸聞こえ。
おーこわっ!
塾講師の見解
私がやった感覚では、リモート授業ではできることに制約があり、それを受ける子どもたちも難しさを感じていることを理解していただきたいです。
学校や受験に合わせ、その日の授業を準備を頭を抱えながらしているので、気軽にリモートでお願いされても、リモートの効果を考えるとあまり賛同できません。
あくまでも学校や塾に行けない時のサポートとして捉えてもらいたいです。
教室で対面授業をした方が、教える側も受ける側も圧倒手に効率がいいのです。
感染症のリスクを懸念されている方がリモート授業を希望するのは理解できます。
ただその時のデメリットを理解していただきたい、というのが塾講師からの見解です。
あくまでもリモート授業はサポートなんだね
まとめ
リモート授業は移動のリスクや感染リスクなどのメリットはある一方、教える側も受ける側にも難しい。
あくまでも通常の対面の授業を軸として、サポートとしてリモート授業を活用する法うが一番効果的です。
特にテスト前や受験前の親御さんは、それぞれのメリットとデメリットを理解し、選択していただきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。