こんにちは komatty です。
皆さんは大谷翔平選手をご存知でしょうか。
2021年シーズンにメジャーリーグでMVPを獲得し、世界で二刀流の凄さを知らしめた今一番有名な日本人だと言っても過言ではありません。
投手としても活躍した一方、ホームラン王争いをするなど野球好きにはたまらないシーズンでした。
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コロナ禍での彼の活躍はすごい励みになりました。
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その大谷翔平選手の原点とされているのが出身高の花巻東高校。
そこで大谷選手が入部した作成したのが目標達成用紙です。
大谷選手のすごいところを熱弁したいところですが、今回はこの目標達成用紙の説明です。
目標達成用紙とは
では一体その目達成用紙とはどのようなものでしょうか。
まず実物を見てみましょう。
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この81マスで出来ているのが目標達成用紙です。
これは大谷翔平選手が独自で使っていたものではなく、花巻東高校の野球部の顧問佐々木監督が読み編み出したもの。
佐々木監督は子どもたちの成長のピークに合わせて、理論的にアプローチする監督でも有名な方。
子どもたちの肘のレントゲンを撮り、その骨の形状から子どもたちの成長のピークを予測し、それに合わせた指導をするほどの先生です。
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自分が子どもの頃は平手が飛ぶ監督でしたね。
またこの佐々木先生は非常に本を読む先生で、さまざまなビジネス本を読みこの目標達成用紙を作り出したようです。
では次にこの目標達成用紙の使い方についてお話ししましょう。
目標達成用紙の使い方
この用紙は全部で全部で81マスになっています。
その一番真ん中に一番の目標を書きます。
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そして①に書いた目標を達成するために必要な項目を8個、その周りに書きます。
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次にその8つの要素を達成するために必要な要素をまた8つ書きます。
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そして最後にそれぞれ②〜⑧までの要素をそれぞれ達成するのに必要な要素を書くことで、①に書いた目標を達成するために行うべき具体的な行動の72個が可視化されるようになります。
目標を設定する方は多いと思いますが、それを細分化して目にみえるようにすることが非常に大切ですが、それができるのがこの目標達成用紙です。
大谷翔平選手の目標達成用紙を見てみよう
では次に大谷翔平選手が書いたこの目標達成用紙を見てみましょう。
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大谷選手はドラフト1位8球団を一番の目標にしていますね。
そのためには「体づくり」「コントロール」「キレ」「スピード160km」「変化球」「メンタル」「人間性」「運」の8つを必要な要素として取り上げています。
野球に関することだけでなく、メンタルや人間性、運までも必要な要素として挙げていることに驚きです。
何よりもすごいことはこれを高校1年生の入学してすぐに書いたことです。
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高校1年生でゴミ拾いなどを目標のためにやるだなんて・・・。
自分が高校1年生に入学した時も野球部でしたが、まずここまで明確な目標を立てることはできませんでした(*´Д`*)
ましてや高校1年生なら思春期真っ只中で、ツンツンしていた人も多いですよね?
お恥ずかしながら、私も当時はそうでした。
周りに流されず、はっきりとした目標・目的をもち、それを計画的に継続する。
言葉で言うのは簡単ですが、これが非常に難しいですよね・・・。
例えば新年になって、今年の目標を決める方も多いと思います。
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今年こそはダイエットするぞ!
でもそれに向けて具体的な行動を決めれなかったり、目標を決めてもそれを実行するためのプロセスがあやふやだったり、当初の目的を忘れてしまう人も多いと思います。
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(当初の目的を忘れてゴロゴロしている人)。
しっかりとした目標を定め、それに必要な要素72個の具体的な行動を決める。
その目標となる道筋をしっかりと決めることで、目標に向かってブレずに努力を継続していけると思います。
ここが今の子どもたちに必要な要素だと思います。
塾講師の立場からの見解
昨今の日本では経済格差が広がり、それに新型コロナが追い討ちをかけることで学力格差が生まれているとよくニュースになっています。
ただ私個人的な印象としては、学力格差よりも意欲格差をすごい感じています。
今から10年前と比べるとスマートフォンやタブレットが普及し、自分の手元だけで何時間でも時間を使うことができます。
またスマートフォンさえあれば、いくらでも現実逃避することもできます。
10年前と比べて、子どもたちの学力が大きく下がったとは思いません。
ただ自分の将来のことを考え、家族で話し合う時間が本当に減っていると感じます。
将来には漠然とした不安を感じ、みんなと違うことを認め合う時代になっているのでどんな選択をしてもいい。
でもどんな選択でもいいと言うのは、しっかりとした目標がないと非常に難しい。
自分が本当にやりたいこと、自分が目指すことを考えれない子どもが増えています。
AIの発展により将来の予測が難しいため、親御さんも将来の話をするのは難しいでしょう。
子どもの好きにさせてあげたい親心があれど、選択肢が広すぎる今の世の中で全てを子どもに決めさせるのは酷なこと。
そうなると子どもはやっぱり手元の現実逃避に行くのは当たり前だと思います。
でも自分の本当にやりたいことをしっかりと考える時間は本当に必要!
まずはその子どものやりたいことを考えるためのきっかけを作ってあげましょう。
そしてそこで1つの目標が決まれば、具体的な行動を決めることができますね。
そこでこの目標達成用紙はすごいいいと思います。
この目標達成用紙を使って、本当に子どものやりたいことを一緒に考えてあげて、具体的な行動を明確にしてあげるのは以下かでしょうか?
私も自分なりにこの目標達成用紙を活用し、自分の目標に向かって進みたいと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。